■季節,話題の写真 420![]()
◆秋の桂離宮(2024年)
京都の名所の一つ桂離宮,予約制など参観がなかなか難しく,今まで訪れたことがない。今回,たまたまホームページに空き状態を見ていて,空席があり申し込んだところ,二度目で上手く参観許可が下り,行くことができた。14:00の予約に30分ほど前に着いたが,既に並んでいる人が。当日受付も含んで40人ほどで,二班に分かれて,ガイド役が案内してくれた。
桂離宮は修学院離宮を造営した後水尾上皇の叔父にあたる八条宮智仁親王によって造営された池泉式庭園。
御幸門
遠くに表門が見える



御幸門を戻り石畳を歩く


苔の中に入らないように竹のガイドが設けられている


薩摩島津家より献上された蘇鉄山(外腰掛の前)
外腰掛の茅葺きの屋根


外腰掛 延段南端の石灯籠 (延段から飛石に変わる辺りを照らす背の低い灯籠)

州浜:小石を敷き詰めたなだらかな護岸,出島状の先端に岬灯籠が置いてある。
州浜の向こうが天橋立。正面の建物は松琴亭。


松琴亭:桂離宮の中で最も格の高い茅茸入母屋造りの茶亭 「冬」の茶亭 右はキリシタン灯籠




茶室の躙り口(にじりぐち) 松琴亭の内部


松琴亭の内部,青と白の市松模様






松琴亭からの天橋立

松琴亭を望む
修理中の月波楼 賞花亭から望む


賞花亭:峠の茶屋風,苑内で最も高い場所 「夏」の茶亭


一部紅葉したモミジも見られた
園林堂(おんりんどう):唯一本瓦葺宝形造り屋根の持仏堂







笑意軒:「春」の茶亭 「二の間」腰壁の市松模様に金箔の稲妻を思わせる意匠。


書院:左から新御殿・中書院・古書院
月波楼は修理中で見学不可



中門:出口付近
以下,桂離宮の外側
穂垣:表門から通用門に伸びる垣根
表門


笹垣:桂川沿いの道路に沿ってあり,」洪水用の堤防の役目。敷地内の竹を無理やり傾けて,葉の付いたまま編み込んだ垣根

栞;金メッキのしおり 600円
(2024.11.08 西村 PENTAX K10D レンズ SMC DA 18-270mm & スマホ Galaxy S22にて撮影)