■2017 夏の甲子園 第1回戦 対波佐見高等学校(長崎) 6x−5 初勝利
各回の様子を写真と共に紹介する
●1回表 波佐見の攻撃
一番打者が鋭い3塁線を襲う打球を放つも,サード岩本選手が横っ飛びで捕球する超ファインプレイ。
これで増居投手は安定し,後続の2者を抑え,零点に抑える立ち上がりを見せる。
●1回裏 彦根東の攻撃
1番 原 選手 ショートゴロ
2番 朝日選手 同じくショートゴロ
3番 高村選手 ピッチャゴロを相手隅田投手がファンブルし,3塁手がカバーするも一瞬間に合わずセーフ
4番 岩本選手 セカンドゴロ
●2回表 波佐見の攻撃
波佐見高等学校の応援席 少ない人数だが声を張り上げ,きっちりとした応援をする
それに応えるかのように,波佐見 4番内野選手が右中間を超える弾丸ライナーのホームランを放つ
観客席で見ていても,これがホームランになるか?と云う低い弾道のライナーだった。
1点を先行される
●2回裏 彦根東の攻撃
5番 辻山選手 レフト前のクリーンヒット(初安打)
6番 吉本選手 2ストライクを取られるもファールで粘る。7球目ボールの間に盗塁を決める。四球を選ぶ
7番 條野選手 送りバンド,投手と一塁手の間に転がり送球できず,絶妙のバンドヒットになる。無死満塁となる
8番 増居選手 三振(素晴らしい外角低めに投げられる)
9番 太田選手 ライトフライを打上,3塁より辻山選手がタッチアップしてホームイン
1対1 同点に追いつく。ランナー1,3塁。
1番 原 選手 外角の流れるスライダーに三振
●3回表 波佐見の攻撃
先頭打者をフォアボールで歩かすが,次の打者のバンドを上手く処理してダブルプレイを狙うも一塁にランナーが残る。
盗塁をされ,ライト前にタームリーを打たれ,送球が乱れる間にバッターも2塁へ。再度先行される 1対2。
ライトファールフライに2塁ランナータッチアップして3塁を狙うも,ライト辻山選手の好返球でタッチアウト。ダブルプレイ。
●3回裏 彦根東の攻撃
生徒は攻撃の回になると立って,各選手への応援コールを続ける
2番 朝日選手 セカンドゴロ
3番 高村選手 ライトフライ
4番 吉本選手 強いサードゴロを相手三塁手ボールを逸らし,出塁
5番 辻山選手 ランエンドヒット,レフト前へ 一塁ランナーは3塁へ ランナー1,3塁逆転ホームランのシーン
6番 吉本選手 バスター的な打ち方だったが,甘いスライダーを強振,ボールは高々と上がり浜風にも乗り,レフトポールを巻き込む
ホームラン(3ラン) 4対2 逆転
応援席は大いに盛り上がる
7番 條野選手 三振
●4回表 波佐見の攻撃
2塁打を打たれ,更に暴投で3塁まで進められるも後続を断つ
●4回裏 彦根東の攻撃
8番 増居選手 ショートゴロ
9番 太田選手 同じくショートゴロ
1番 原 選手 ファーストゴロ 三者凡退
●5回表 波佐見の攻撃
三者三振で流れがやや彦根東に
●5回裏 彦根東の攻撃
真紅の大応援団 ブラスバンドに合わせて応援
2番 朝日選手 レフト前ヒット
3番 高村選手 三振(140キロのストレート)
4番 吉本選手 強攻するもセカンドゴロ併殺
●6回表 波佐見の攻撃
新聞部も記事を書くのに懸命。その他の部員は応援席のいろいろな人にインタビューをしていた。
いきなり一番の選手に右中間2塁打を許す。センター前に抜けそうな打球をピッチャーがよく捕る,2塁ランナーはそもまま。
ツーアウトを取るも,,暴投で3塁へ。四番打者は四球。五番打者にレフト前のタイムリーで1点を献上。4対3に。
三振を取るも振り逃げで(この回2回目の暴投),2死満塁のピンチとなる。3ボール2ストライクになるも130キロのストレートで三振に抑え,三者残塁。何とかピンチを凌ぎ切る。
応援席はまだまだ行けると彦根三人組
●6回裏 彦根東の攻撃
5番 辻山選手 セカンドゴロ
6番 吉本選手 1,2塁間を抜けるライト前のヒット
7番 條野選手 やや詰まったが振り抜いてセンター前にはじき返すヒット ランナー1,2塁
8番 増居選手 カーブにタイミング合わず三振
9番 太田選手 セカンドゴロ ランナー2人残塁
●7回表 波佐見の攻撃
センター前のヒットのランナーが1塁大きく廻ったところへ,キャッチャーが1塁をカバーしセンターからの好送球でタッチ,辛くもセーフとなるが,好プレイ。
続く打者の1塁側へのバンドに,2塁手のカバーが遅れ,内野安打に(1番の好打者)。ランナー1,2塁。
四球で1アウト,満塁に。3番バッターはセンターフライ。センター深めに守っていたが,前進して好捕。3塁ランナー動けず。
4番の好打者内野選手に1,2塁間を抜かれ,2者生還して逆転される。ライトからの2塁への送球で打者アウトとなる。
4対5 波佐見の底力を見せつけられる
●7回裏 彦根東の攻撃
4対5と逆転された裏の反撃
1番 原 選手 センター前のヒットで出塁
2番 朝日選手 ピッチャー前へ犠打 確実に2塁へ進める
3番 高村選手 チェンジアップに合わず三振。振り逃げを試み,その間,2塁ランナー3塁へ
4番 岩本選手 ピッチャーゴロ
ランナーを得点圏に置いての相手隅田投手の左腕が冴える。チェンジアップなどを織り交ぜる。
●8回表 波佐見の攻撃
真紅の大応援団を撮るため,この回より1塁アルプススタンドを抜け,外野スタンドよりシャッターチャンスを狙う。
赤一色に染まった応援団(全校生徒の応援席で統一が取れている)
波佐見の攻撃は,三者凡退に終わる
●8回裏 彦根東の攻撃
彦根からバス53台を連ねて応援に駆けつけた「赤鬼魂」の応援団
1塁アルプス席を眺めると約8割を占める真紅の群団。全座席6192席なので,約5000人の大応援団になる。
バックスクリーンで写真を撮っていたが,隣の年配の方は大応援団を「プロ野球の阪神タイガース並の応援だなあ」と感心されていた
5番 辻山選手 セカンドゴロ
6番 吉本選手 同じくセカンドゴロ
7番 條野選手 センターフライ 三者凡退で9回に望みを繋ぐバックネット上の電光掲示板をセンターバックスクリーンより撮る
●9回表 波佐見の攻撃
ヒットのランナーを犠牲バンドで2塁へ。次の打者の四球で,1,2塁のピンチ。
続く打者2人,内野フライ,3塁ファールフライでピンチを凌ぐ。増居投手 160球に及ぶ粘りのピッチング。
●9回裏 彦根東の攻撃
最終回を迎え,両校の応援団も必死になって声援を送る
8番 松井選手(主将) 増居選手に代わるピンチヒッター 主将の熱い思いのフルスイングがセンター前に落ちるヒット
9番 太田選手 ピッチャー前に確実な犠打。同点ランナーを2塁へ進める
1番 原 選手 センター前のヒットを打つ。3塁ランナーコーチャーが本塁突入を制する。ランナー1,3塁。2番 朝日選手 1塁ランナーを走らせるランエンドヒッティングでサードゴロ。ダブルプレーは免れる。
3塁ランナーはホームインで5対5の同点に追いつく。サヨナラランナーが2塁に。5対5に追いついた電光掲示板,ヒットも2桁になる
最高潮に盛り上がる応援団 全員が立って,団扇を振っての応援
ここで130球を投げた隅田投手から,エースナンバー1を付けた村川投手に交代
(村川投手は,中学時代全国制覇したエース)
3番 高村選手 ストレートの四球(代わった村川投手がストライクが入らず)4番 岩本選手 四球の後の初球を狙いすませて,ライト前へヒット。(上の写真の左隅にセカンド側に飛ぶ白球)
相手のライトの選手,懸命のバックフォームするも間一髪,原選手の足が優る
6x対5 サヨナラ勝ち!!間一髪のホームインの瞬間 この画像はNHKテレビよりDVD録画して,画像処理したもの
ホームベースで喜び合う選手達
大応援団も歓喜の渦
試合終了の挨拶
応援団の歓びも再び最高潮に
彦根東高校の栄誉を讃え校歌の斉唱(バックスクリーンから撮影)
ポールに校旗が揚がる。バックスクリーンに居たので,校旗が少ししか見えない。
録画したビデオをテレビで観たところ,バックスクリーンの直ぐ横の前列に赤い豆粒のような私(上の写真の赤い矢印)が映っていた。
最終回はここから写真を撮っていました。
球場の周りに張り出されたスコア
●波佐見高等学校のプロフィール
波佐見高等学校は長崎県の県立高校。
野球部のメンバーは波佐見中学の軟式野球出身者で
中学3年のとき,全国制覇を成し遂げたメンバーが多く,
そのメンバーが最高学年となり,チームワークも良く,
優勝を狙える強豪チームこのことは,後で録画したテレビ放送で解説者が説明されていたもの。こんな強豪だったのか!!
彦根東高校の新聞部のキマグレ第1659号に我々13回卒業生(片上,棚橋,森野,宮下,私)の
応援メッセージが載っています。(母校のホームページに多くの甲子園特集があります)
写真及び記録:(PENTAX K10D レンズ SMC DA 18-270mm にて撮影,西村)