■季節,話題の写真 91
◆大河内山荘(嵐山の名園)(2014年)
時代劇俳優の大河内傳次郎(1898〜1962)が,昭和6年(34歳)から64歳で逝去するまでの30年に亘り,消えることのない美を求めて,こつこつと創り上げた庭園。回遊式借景庭園。
嵐山の街並みから野々宮神社を通り天龍寺の北側に沿って,竹藪通りの突き当たりに位置する。但し,この道はいつも混雑している。渡月橋から桂川に沿って,嵐山公園経由の道は人通りが少ないのでお勧め。
入山料 1000円(抹茶,菓子付き)は少々高いが,見応えは十分。一度は観ておく価値がある。嵐電で行く場合は,一日乗車券(500円)を使うと1割引。あちこち,廻る予定の場合は有効。
嵐山周辺の寺社仏閣よりも紅葉がやや早く,丁度見頃でした。
入り口を入ったところ パッと明るく拓ける
木々の紅,褐色,黄,緑の配色が素晴らしい
絵に描いたような景色が続く
広い庭園の隅々まで手入れも行き届いており,もの静かなところ。(平日だったこともあって)
この庭園を観るだけで,紅葉を十二分に満喫できる
観光客が映らないようにシャッターを切っているが,人混みではないので,ゆっくり写真が撮れる
京都市街が一望でき,遠くの高い山は比叡山,大文字山も臨める
大河内傳次郎ミュージアム
(2014.11.14 西村 PENTAX K10D にて撮影)