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◆金地院(南禅寺塔頭)の紅葉(2016年)
金地院は応永年間(1394〜1428)に足利義持の帰依を受けて大業徳基和尚が洛北の鷹峯に創立した禅寺である。慶長10年(1605)頃に南禅寺の中興開山,以心崇伝が南禅寺塔頭に移建して現在に至る。以心崇伝は徳川家康に近侍し,寛永5年(1629)頃に東照宮を建立した。庭園が方丈南に展開し,「鶴亀の庭」と称され,小堀遠州の枯山水庭園として古来名声高き庭園である。
左:楼門の中,東照宮への参道 右:楼門を内側から見たところ
楼門(東照宮の扁額あり)を外から望む
東照宮
「鶴亀の庭園」
鶴島(鶴亀の庭の右側にある)
方丈から鶴亀の庭を正面から望む
亀島(鶴亀の庭の左側にある)
鶴亀の庭(左側:亀島,右側:鶴島)
南禅寺の中でも少し離れたところ(中門を入るまでの駐車場の向かい側)にあり,混み具合は他の所とは比べものにならないほど静寂。
(2016.11.21 西村 PENTAX K10D レンズ SMC DA 18-270mm にて撮影)