■季節,話題の写真 297
◆鈴鹿の森庭園の枝垂れ梅(2021年)
同窓生の紹介で,今年は最後になる梅巡りに出掛けました。新名神の鈴鹿PA(スマートIC)から,直ぐのところ(約3Km)にあり,三重では指折りの梅の名所で,多くの観光客が訪れていた。コロナ禍の影響で昨年から少し訪問客が減ったとのことだが,平日にも拘わらず,大勢の訪問客が見られた。(先日の土日はもっと多かったとのこと)
研究栽培農園で,2014年から一般公開された新しい名所。(梅の開花時期のみ約1カ月間公開)
全国各地から集められた枝垂れ梅が約200本研究栽培農園で,臨時に作られた入り口から中に入る(入り口前に体温チェック,手指消毒がある)
いきなり迫力ある枝垂れ梅が迫ってくる。天の龍(呉服しだれ)
地の龍(呉服しだれ) 「呉服(くれは)しだれ」は早春にいち早く桃色の大輪の花を多く咲かせ,美しく艶やかに「枝垂れる姿」は圧巻
「天の龍」「地の龍」は樹齢推定100年以上の日本最古と思われる
多くの見物客がカメラ(スマホ含む)片手に良いシャッターチャンスを狙う。
広々とした園内で見物客の多さもそれほど気にならない。
見晴台から鈴鹿の山を借景に枝垂れ梅の絶景が拡がる
名木に各々名前が付けられている
ピンクが殆どだが,中には真紅の梅も
青空と鈴鹿の山並みが枝垂れ梅を際立たせている
敢えて太陽を入れてシャッターチャンスを狙う
澄み切った青空にピンクの梅が映える
花びらの絨毯と残っている枝垂れ梅,この景色が何とも言えません!!
白い花は玄海ツツジ
梅の花と香りを十分堪能できた一日でした。
鈴鹿の森庭園のパンフレット
駐車場は200台超でゆったり留められる。案内誘導係がおられる。(駐車料は無料)
入場料は梅の開花状況で変化(最盛期は1700円(2021年))。赤塚植物園ツイッターで当日の料金が知らされる。
ライトアップもされている。
花が咲き終わると,剪定作業が始まり,枝は容赦なく切り落とされ,無惨な姿(無惨との表現は不的確だが)に。
それは,枝垂れ梅は新しく伸びた枝に花が付くので,名人と呼ばれる仕立て技術を持った職人が,匠の技で作り上げている。
(2021.03.10 西村 PENTAX K10D レンズ SMC DA 18-270mm にて撮影)