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 ◆祐斎亭(嵐山)の紅葉(2022年)

今年になって,こんなところがあるのを知ったが,2020年から一般公開するようになり,その写真がSNSで話題になり,一気に人気スポットになったそうである。(昨年の秋には,約15000人が訪れている)

築150年明治期の建物で,元々は料理旅館で,川端康成が「山の音」を執筆した場所だそうである。一時は廃れていたが,染色作家の奥田祐斎さんが,約20年前に譲り受け,染色ギャラリーとして使っておられる。

入場するには,ネットで事前予約が必要で,当日でも入れてくれるようですが,予約優先で,私が訪れた日も当日の入場待ちの人が20〜30人ほど列を作って待っておられました。予約時間より20分ほど早く着いたのですが,予約票を見せれば直ぐに入れました。

ちなみに,入場料は2000円とやや高めです。

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嵐山の渡月橋から桂川沿いに嵐山公園の方に向かい,ボート乗り場を越えて進むと,階段を上がったところに祐斎亭が見えてくる

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周囲のモミジが紅葉している

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先ずは川端康成が使っていた部屋に通される。
順番に並んで,一人ずつテーブルに向かって右から左へと,写真を撮りながら少しずつズレて進んでいく。

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テーブルに着く前の後に並んだ位置から様子を撮る

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ようやくテーブルの前に付ける。皆さん,シャッターを押しまくっている。(私もかなり連写する)
トチノキのテーブルにガラスの水鏡があり,これに紅葉が映し出されている。(光っているのは太陽の光が入ってくる)

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川端康成の部屋で紅葉を堪能し,次に茶室に移る

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次は丸窓の部屋

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この部屋も,テーブルに着いて,徐々に右から左へと,シャッターを押しながら,ズレて行く

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ゆっくりとファインダーをのぞき込んでシャッターを押す余裕はない(結構小忙しい)

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丸窓を撮るだけでも,40枚以上撮る(スマホと一眼レフと交互に何枚も)。ここまでで十分に堪能できました。

次は2階に上がり,染色アートギャラリーを抜けて,木漏れ日アートキャンパスへ

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ここは腰掛けてゆっくり紅葉を楽しむスペースがあります。

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次は,大きな水槽が水鏡になり,紅葉が映り込みます。筆で波を作ることも可能です。

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川端康成の部屋と丸窓の部屋は順序よく並んで,自由勝手な撮影はできませんが(少しずつズレて動くことしかできない),他の所は自由に時間を使っての撮影は可能でした。

ある程度の制限のある場所ですが,十分に紅葉を愛で堪能することができました。

ここは予約制もあり,また最近一般公開したこともあり,渡月橋での外国人を含めた混雑振りとは全く違い,外国人は皆無に近かった。
しかし,SNSなどで拡散している観光スポットでもあり,今後は瑠璃光院のように更に賑わいを見せる予感がした。

 

(2022.11.25 西村 PENTAX K10D レンズ SMC DA 18-270mm スマホGalaxy S8 にて撮影)