■季節,話題の写真 374
◆高見の郷(奈良)の枝垂れ桜(2023年)
奈良吉野山の桜は「一目千本」と云われ,桜の名所であるが,東吉野に枝垂れ桜が千本あり,豪華絢爛だと云う情報は昨年から知っていたが,花見のタイミング逸し,今年は是非行きたいと計画,昨日の彦根城と連続だったが,満開の絶好の機会とあり,車で出掛けた。
大阪の枚方から約2時間,ナビを便りに初めて通る道を進んで目的地に到着。駐車場が7箇所あり,平日だったが満開の時期でもあり,第1〜3は満車で,第4駐車場へ誘導された。そこからは専用のバスに乗り,入場受付のある場所まで運んでくれた。入場料は1000円。駐車料,送迎バスなどは無料。
山を切り拓き,枝垂れ桜を植樹したとあって,山の上までは,受付から自動運転のゴーカート(5人乗り)で展望台下まで数分で着いた。ただ,満開のこの季節,ゴーカートに乗るにも,20〜30人程の列ができていたが,ひっきりなしに来るゴーカートだったので,人数の割りには長い待ち時間無しに展望台下まで行けた。ゴーカートは最近導入された。(昨年ではマイクロバスで案内だったようです)
自動運転のゴーカートと展望台下の降車するところ
枝垂れ桜の森が連なっている
手摺りのある階段(それほど険しくなく,誰でも上がれる)を上ったところに展望台がある
展望台には多くの人が休憩。食事をする人も
展望台からは山裾へ拡がる枝垂れ桜の群生が見応え十分
展望台だけでも枝垂れ桜を十分満喫できる
展望台下まで一旦降り,「天空の庭」へ。ゴーカートに乗っても行けるが,歩いて廻りの景色を楽しむ人が殆ど。
ここらあたりから「天空の庭」とされる,当園のメインステージと云われている。(茶店などあり,うどん,そば,カレーなど食事もできる)
枝垂れ桜のシャワーの中にいるようなところ
帰りのゴーカートにも100人以上の列
帰りのゴーカート乗り場。手書きの案内板。 ゴーカートの中から撮影
多くの写真になりましたが,枝垂れ桜を十分満喫されましたか?(400枚強撮った中から厳選しました)
いつから(何年前)一般公開したのか尋ねたが,世話している案内人はすべてアルバイト(?)。まともに応えてくれる人がいなかった。
ホームページでは枝垂れ桜の成木を買ってきて植え替え19年育てたとあるが,開園時期は載っていない平日でも結構な人混み。満開期の土日は道路も渋滞,駐車場にも入れないので要注意。
吉野山ほど有名では無いが,枝垂れ桜の豪華絢爛さはピカ一。吉野山の桜を凌ぐ。これまで撮った桜の中ではダントツで一番。
交通の便が良くなれば,一気に日本一にもなるだろう!!【追記】
口コミを調べて,過去の様子を調べてみました。
見つけた中で一番古い口コミは2010年,今から13年前。
「桜舞う天空の庭園〜東吉野の秘境」との宣伝文句に惹かれて訪問されたブログを見つけました。
それによると,「高見の郷」の入場料は500円。約100mの高低差のある階段約500mを上ったそうです。
用意された車もあり,登り300円,下り200円もあったそうです。
上る途中の桜は若木,低木だったとあります。
天空の庭にはその当時から約1000本の枝垂れ桜が植えられて,茶店もあったとあります。
アップされている写真からは桜が満開ですが,現在のような豪華絢爛とまでは行かないようです。
他の口コミは2015年以降で,この頃には入場料1000円になっています。
2017年には読売旅行のバスツアーで「高見の郷」へ出掛けたとあります。
口コミから連想しますと,入場料1000円は高いがそれに見合う素晴らしい枝垂れ桜に十分満喫できた人が殆どでした。(2023.04.11 西村 PENTAX K10D レンズ SMC DA 18-270mm, スマホGalaxy S8 にて撮影)