■季節,話題の写真 375
◆白毫寺の藤棚(2023年)
関西の藤の名所,白毫寺(びゃくごうじ)は丹波市にある。我が家からは,近畿道,中国道,舞鶴若狭道を通り,春日ICで降りる。1時間半で到達できる。まだ五分咲きだとの情報だったが,これからの天候と連休の混雑を考慮すると,今日しかないと考え出掛けた。
白毫寺の藤は有名で知っていたが,コロナの影響で,ここ2,3年は閉ざされていたので,ようやく行くことができた。白毫寺の由来は,本尊が天竺から伝えられたと云う薬師瑠璃光如来(秘仏)。眉間の白毫から神々しく瑞光を放っていたので「白毫寺」と名付けられた。
*白毫とは,仏(如来)の眉間のやや上に生えているとされる白く長い毛。右巻きに丸まっており、伸ばすと1丈5尺(約4.5メートル)あるとされる。
石門を入ったところに受付がある
七福神の石像
受付から直ぐのところにある藤棚
大広場があり,藤棚を観賞できるテーブル席が準備されていた
藤棚の長さは120mあり,後で数えてみると6本の木で,構成されていることが判った
先端までは未だ十分花が咲いていない
九尺ふじと呼ばれ,1mを超す長さになると云う
太い幹が枝分かれして豪華絢爛な藤棚になっている(これが6本一列に並んでいる 120mの長さ)
坂道を上がって,上から藤棚を見下ろす
上から藤棚と広場を見渡す(テントでは観光客向けの即売が行われている)
上から望遠(270mmのレンズ)で藤棚をアップする
上から墓地を通って戻ってくる途中にあった佐藤フジ園の藤(色が濃く品種が違う)
薬師堂廻りにはシャクナゲが咲いていた
シャクナゲの彩りと比較すると藤は地味でしっとりと趣のあるのを改めて感じる
九尺フジは如何でしたか
満開には未だ一週間ほど掛かりそうですが,5分咲きでも十分満喫できました。
4月22日〜5月7日まで「第22回白毫寺九尺ふじまつり」が開催,誘導係など地元の人が配置されていました。
平日,10時半には着いていたので,第一駐車場に入れましたが,帰りには第三か,第四駐車場へ誘導されていましたので,
連休には大混雑となるのでしょう?
(2023.04.24 西村 PENTAX K10D レンズ SMC DA 18-270mm にて撮影)