■鮒ずしの会の報告 2020.01.28ani(new).gif (3353 バイト) 

森野光男君(旧3年8組)が有志を募って「鮒ずしの会」を開催され、金亀一三会の仲間10人が
鮒ずしとフグのコース料理に舌鼓を打ち、楽しいひとときを満喫ました。その様子をお知らせします。
元々、数年前から「鮒ずしの会」と称して、森野光男君が故国沖ノ島で珍味なる「鮒鮨」を仕込み
その樽を開封して、仲間で酒を飲み交わしておられたとのことです。(5年前の様子
昨年末にメンバーを新たに募られ、今回都合の付かなかった人を除き10名が集いました。
いつものメンバー澤田君が亡くなり、黙祷をささげて酒宴を始めました。

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「鮒鮨」は皆さんご存知のとおりで、好き嫌いがある高級珍味です。
子供の頃、実家で漬けていた記憶があり、専門の業者から塩切したニゴロフナを買い、白米を炊き
専用の樽に漬けてもらい、石の重しを上から乗せ、しきりに独特の臭い水を替えながら発酵させ、
年末からお正月の頃のご馳走として、食卓に上がったものでした。
森野君によると、最近は漬け方も変わり、あのたいへんな水替えをせずに、一旦漬けたら水替えなしで
食べる直前まで管理しておくだけで済むとのことです。あの独特の臭いは幾分緩和されていましたが、
味は絶品でした。
鮒鮨は、発酵して作られているので、頭からしっぽまで柔らかくなり、何一つ残らず食べられます。
もちろん、子(魚卵)が一杯詰まった中央の部分が一番上品な味ですが、私は皆さんが敬遠しがちな頭部分や
しっぽ部分も、お椀にお湯をもらってその中へ入れ、吸い物として美味しく頂きました。
ワイワイガヤガヤ鮒鮨をつまみながらの、あっという間の3時間でした。

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